むずかしい言葉を使いません
不動産の手続きには、聞き慣れない言葉がたくさん出てきます。「よく分からないまま判を押した」という進め方はしません。全体の流れを先にお見せして、一つずつ順番に、言葉を言い換えながらご説明します。
説明の進め方
はじめに、売却の全体の流れと、これから決めていくことをお見せします。そのあと、一つずつ順番に説明します。大事な点は書面や図に残しますので、その場で分からなかったことは、あとからでも確認いただけます。
ご家族の同席も歓迎です。県外にお住まいのご家族には、電話や書面で内容を共有することもできます。大切な財産の話だからこそ、ご家族みんなが分かった状態で進めます。
よく出てくる言葉をやさしく
- 査定価格:近くの取引事例などから考えた「売れる見込みの価格」。その金額で売れる約束ではありません。
- 媒介契約:不動産会社に売却の仲介を頼む契約。頼み方には種類があり、契約の期間は3か月以内です。
- 登記:土地や建物の名義を、公的な記録に載せる手続き。名義変更は司法書士が担当します。
- 抵当権の抹消:住宅ローンを完済したあと、銀行の担保の記録を消す手続き。
- 契約不適合責任:引き渡した物件が、契約で決めた状態と違っていた場合に、売る人が負う責任。
- 譲渡所得税:不動産を売って利益が出たときにかかる税金。条件によって軽くなる特例があります。
- 決済:売買代金の支払いと、名義の変更を同じ日に行うこと。
- 引渡し:鍵や物件を、買う人へ正式に渡すこと。決済と同じ日に行うのが一般的です。
- 手付金:契約のときに、買う人から預かるお金。売買代金の一部になります。
このほかの言葉も、その都度言い換えて説明します。分からない言葉が出てきたら、遠慮なくその場で聞いてください。
お金の話も順番に
売却では、仲介手数料のほかに、契約書の印紙税や登記の費用などがかかります。利益が出れば税金の話も出てきます。何にいくらかかるか、全体像を先にお見せし、見積りは項目ごとに確認します。税金の細かい判断は、提携の税理士とご案内します。
かかる費用の例としては、仲介手数料、売買契約書の印紙税、ローンが残っている場合の抵当権抹消の登記費用などがあります。測量や解体が必要な場合は、その費用も加わります。どの物件にも同じ費用がかかるわけではないので、お客様の物件に合わせて項目を並べます。
書面に残すので、あとから確認できます
査定の結果や費用の見積りは、書面でお渡しします。口頭だけでは、あとから「何を聞いたか」が曖昧になりがちです。書面があれば、ご自宅でご家族と見返しながら検討できます。
契約の際の書類も、控えをお渡しします。大事な点には印を付け、次に何をするかを順番に書いてお渡しするので、手続きの途中で迷うことがありません。
数字も、根拠と一緒に示します
査定価格は、金額だけを先に言うのではなく、近くの取引事例などの根拠と一緒に、「幅」でお伝えします。売却にかかる費用は項目ごとに、手元に残る金額の試算も書面でお見せします。
「思っていたより安い」「なぜこの金額なのか」と感じたときは、その理由を言葉で説明します。数字の意味が分かることが、納得して進めるための第一歩だと考えています。
その場で決めなくて大丈夫です
説明を聞いたあと、ご自宅でゆっくり考えていただいて大丈夫です。分からない点が残ったまま契約に進むことはありません。ご家族と相談してから、次に進むかどうかを決めてください。
よくあるご質問
専門用語が分からなくても大丈夫ですか?
はい。言葉は言い換えて説明します。分からない言葉が出てきたら、その場で遠慮なく聞いてください。大事な点は書面にも残します。
家族にも一緒に聞いてもらえますか?
はい。ご家族の同席を歓迎します。県外のご家族には、電話や書面で内容を共有することもできます。
説明を聞いたら、その場で契約しなければいけませんか?
いいえ。ご自宅で検討いただいて大丈夫です。ご納得いただけた場合のみ、手続きに進みます。
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このページは、公的機関の情報などをもとにまとめた一般的な内容です。税金や法律の取り扱いは、個々のご事情や時期によって異なり、制度は変わることがあります。実際に手続きを進める際は、税務署・法務局・市役所などの窓口や、税理士・司法書士・弁護士などの専門家にご確認ください。