鹿児島市上竜尾町の不動産売却ガイド

鹿児島市の街並みと桜島を描いたイメージイラスト。実際の町並みや物件を撮影した写真ではありません
イメージイラスト(特定の町・建物を表すものではありません)

最終更新日:2026-10-29|編集:睦和商事

上竜尾町における不動産売却の基本情報と取引実態、学区・インフラ・道路条件の留意点を整理します。

町の基本情報と所在地の確認

鹿児島市の公式町名一覧(2026-01-26現在)に掲載された正式町名は、上竜尾町です。読みはかみたつおちょうです。土地・戸建・マンション・相続物件・空き家の売却では、住居表示と登記上の所在地を資料で照合してください。

日本郵便の町域情報:上竜尾町:〒8920851。日本郵便の原データを確認し、丁目などの条件がある場合は対象の所在地と照合してください。

用途地域、建ぺい率、容積率、接道、標高、ハザードの該当は個別確認が必要です。町全体に同じ条件が適用されるとは限りません。鹿児島市の町名一覧で表記を確認できます。

学区は鹿児島市の学校区表(2026年4月1日現在)のPDF 7ページで町名の掲載を確認できます。同じ町・丁目でも番地や枝番で分かれる場合があるため、学校名を町全体へ当てはめず、対象住所の行と市の窓口で確認してください。

公開取引価格の集計と読み方

国土交通省「不動産情報ライブラリ」の不動産取引価格情報を、町名・物件種類別に未補正で集計しました。売出価格や将来の査定額ではありません。成約価格情報とは区分を分け、ここでは取引価格情報(区分01)のみ使用しています。

土地は「1㎡あたり」と「1坪あたり」の単価を併記します。1坪は約3.3058㎡です。土地建物は土地を含む取引総額、中古マンションは専有面積あたりの単価として読み分けてください。

上竜尾町の公開取引価格情報(種類ごとに集計)
物件の種類取引件数中心の目安
中央値
中央50%の価格幅
第1〜第3四分位
収録事例の最小〜最大
土地
坪単価・㎡単価
15件20.33万円/坪
6.15万円/㎡
10.45〜23.74万円/坪
3.16〜7.18万円/㎡
2.55〜53.72万円/坪
0.77〜16.25万円/㎡
宅地(土地と建物)
土地を含む総額
8件2,250万円1,075〜4,200万円400〜18,000万円
中古マンション等0件5件未満のため相場数値は表示しません。

土地の取引対象面積の中央値は85㎡(約25.71坪)です。取引総額の中央値は560万円です。面積・総額・単価はそれぞれ別に計算した中央値であり、面積中央値と単価中央値を掛けて総額を算出したものではありません。

宅地(土地と建物)の取引対象面積の中央値は325㎡(約98.31坪)です。この面積は土地面積で、建物の延床面積ではありません。面積・総額・単価はそれぞれ別に計算した中央値であり、面積中央値と単価中央値を掛けて総額を算出したものではありません。

土地:収録期間 2023年第1四半期〜2026年第1四半期。

宅地(土地と建物):収録期間 2023年第1四半期〜2025年第3四半期。5〜9件の少数事例による参考値です。一つの取引の影響が大きいため、町全体の相場と断定しません。

土地建物の価格は土地を含む総額で、戸建住宅以外の用途も含みます。建物だけの価格や標準的な戸建価格へ置き換えないでください。種類・面積・建築時期・道路等が異なる事例を含み、最小・最大は査定の上下限ではありません。

集計:2026-10-17。土地20〜1,000㎡、土地建物20〜2,000㎡、マンション15〜200㎡の数値が読める取引を対象とし、特殊な取引事情・重複を除外。中央値と四分位は線形補間で計算しています。市全体の値による補完、査定用の補正は行いません。国土交通省の原情報を睦和商事が独自に集計・加工したものです。

地域特性と不動産流通の特徴

上竜尾町は、市の「歴史館などの文化施設がある公園」の一覧に南洲公園と西郷南洲顕彰館が掲載されている町です。歴史施設の紹介と、売却する土地の利用条件は分けて考えます。施設が近いという理由だけで、買主の需要や売却価格が高いと判断することはできません。対象の家から施設や交通機関までの経路は、実際の出入口から確認してください。

掲載する公開取引情報では土地15件、宅地(土地と建物)8件を収録しています。後者は用途が混在する土地建物の総額で、戸建てだけの成約実績ではありません。中古マンション等の収録が0件でも、町内に物件がない、または売れないという意味ではありません。収録期間と条件に合うデータがない場合は、建物名と管理資料を添えて個別に比較します。

売却査定時の重要ポイントと注意点

市の「標識等の管理保全」には、上竜尾町付近が都市再生街区基本調査(土地活用促進調査)の対象として記載されています。これは街区の外周位置に関する基礎データや補助点の説明であり、売却する一筆の境界が確定したという証明ではありません。境界標が見つからないときは、その場所の写真、手元の測量図、隣地との確認書類を土地家屋調査士に示して確認します。

土地の資料を整理するときは、公共の測量の基準点と、自分の土地の境を示す境界標を区別してください。近くに金属製の標識があっても、それだけで敷地の端と決めないことが大切です。売却準備として道路との境、隣地との境、擁壁の位置を図面に書き込み、どの部分が未確認なのかを明らかにすると、必要な調査や見積りを相談しやすくなります。

高低差・階段アプローチがある物件では、車を止める位置から玄関までの経路を記録します。道路の幅、曲がり角、階段の有無、塀や擁壁の位置は、解体や建物修繕の作業条件にも関係します。ただし町全域に狭い道路や階段があるとは断定しません。再建築や道路後退の要否は、個別の道路の扱いと敷地条件を市の窓口や建築の専門家へ確認してください。

実務上の確認事項とよくある相談への回答

古い木造住宅を売る場合は、建物を残す条件と、解体して引き渡す条件を比較します。現状渡しを一律に勧めるのではなく、建物の傷み、修繕履歴、残置物、工事車両の出入りを確認したうえで、見積りと売却条件を整理します。解体を先に行うと元に戻せないため、買主にどのような資料を示せるかを査定相談の段階で確かめてください。

歴史施設の存在から、町内すべてが同じ景観・文化財の規制区域であると推測しないようにします。建築や造成の計画がある場合は、所在地を示して市の関係窓口に区域と手続きを照会してください。学校区も学校区表の対象住所の行で確認します。施設の紹介、敷地に適用される制限、通学の条件をそれぞれ別の根拠で説明することが、買主への誤解を防ぐ準備になります。

査定相談と関連ガイド

登記事項証明書、測量図、建築・修繕資料、ローン残高、相続・共有の状況を整理し、現地調査と近い条件の事例を併せて確認します。

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よくあるご質問

階段や坂道のある高台の土地ですが、売却できますか?

町名や高低差だけでは判断できません。出入口から道路までの経路、駐車条件、建物や擁壁の状態を整理して相談してください。

築年数が古い木造平屋ですが、解体してから売り出すべきですか?

建物を残す条件と解体する条件を、状態・工事の見積り・引渡し条件で比較します。一律に現状渡しを勧めることはしません。

市の測量標識が近くにあれば、土地の境界は確定していますか?

確定したとはいえません。上竜尾町付近の街区に関する調査と一筆の境界確認は別です。手元の図面と境界標の状態を土地家屋調査士に確認してください。

公的情報・確認先